シリーズ企画18回目となる今回は、現代絵画の新たな表現を試み、絵画への一貫した深い探求と本質的に「見ること」を問い続ける画家 佐川晃司氏(福井市出身)を招待します。
佐川氏は、時間の経過とともに変化する風景を身体的な感覚で捉えた独自の絵画として、高い評価を得ています。氏の作品は、単純化された画面の中に緑、青、黄など樹木の色を基調にした色彩が何層にも重なることで、複雑な表情を帯びながら深遠な絵画空間を生み出します。
本展では、初の回顧的な個展として初期の作品から新作、近作まで、油彩画、ドローイング約50点をご紹介します。冬の森で深い情感に満ちた氏の作品世界に触れてください。
■展示会名 | : | アートドキュメント2015 佐川晃司展 絵画 - 見ることの向こう |
■会場 | : | アートコア ミュージアム-1、ギャラリー |
■会期 |
: | 2016年1月16日(土)~ 3月6日(日) |
■休館日 | : | 毎週月曜日 |
■時間 | : |
10:00~17:00(最終入場16:30) ※土曜日は18:00まで開館延長(最終入場17:30) |
■観覧料 |
: |
一般 600(400)円、高校生以下無料 ※障がい者および65歳以上は300円 ※ ( )内は20名以上の団体料金 |
1955年 | 福井県生まれ |
1979年 | 東京芸術大学美術学部卒業 |
1985年 | 東京芸術大学美術研究科博士後期課程満期退学 |
現在 | 京都精華大学芸術学部教授 京都市在住 |
1980年 | 「南北の森」真和画廊(東京) |
1981年 | ギャルリー・ミキ(東京)、ASG(名古屋) |
1982年 | 「森の底音・肉の北色」田村画廊、銀座絵画館(東京) |
1983年 | 銀座絵画館(東京) |
1984年 | 東京芸術大学陳列館(東京) |
1987年 | 「彼処」田村画廊(東京) |
1989年 | ギャラリー16(京都) |
1990年 | 「さまざまな眼・23佐川晃司」かわさきIBM市民文化ギャラリー(神奈川) |
1991年 | 石屋町ギャラリー(京都) |
1992年 | 「近作展-10」国立国際美術館(大阪) |
1993年 | 「佐川晃司1980年の作品」石屋町ギャラリー(京都) |
1999年 | 真木画廊・田村画廊(東京) |
2000年 | Oギャラリーeyes(大阪) |
2002年 | ギャラリー16(京都) |
2003年 | Oギャラリーeyes(大阪) |
2006年 | 「場からの創出」豊田市美術館(愛知) |
2007年 | 「もうひとつのダイアローグ」ギャラリー16(京都) |
2009年 | 佐川晃司展 むろまちアートコート(京都) |
2011年 | 「絵画意識」2Kw・2Kw58ギャラリー(大阪) |
2013年 | 「絵画意識」ギャラリー16(京都)、「絵画意識」プラザ・ギャラリー(東京) |
1990年 | 「今、ドローイング展2」ヒノギャラリー(東京) |
1992年 | 「現代美術への視点―形象のはざまに」東京国立近代美術館(東京)/ 国立国際美術館(大阪) |
1994年 | 「VOCA展‘94」上野の森美術館(東京) |
1995年 | 「水戸アニュアル‘95 絵画考―器と物差し」水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城) |
1999年 | 「ART BEING-在り続けることへ」京都精華大学情報館ギャラリーフロール(京都) 「日本現代絵画の展望」東京ステーションギャラリー(東京) |
2001年 | 「森から町へ」金津創作の森(福井) |
2002年 | 「カオス展-酸素そして」ギャラリーカオス(大阪)/ ギャラリー春志音(兵庫) 「さまざまな眼125 佐川晃司・村岡三郎」かわさきIBM市民文化ギャラリー(神奈川) |
2006年 | 「画家がいる場所」小杉放菴記念日光美術館(栃木) |
2007年 | 「DIALOGUES コレクション活用術vol.2」滋賀県立近代美術館(滋賀) |
国立国際美術館、東京国立近代美術館、豊田市美術館、小杉放菴記念日光美術館
主催 | (公財)金津創作の森財団 |
共催 | あわら市、あわら市教育委員会、福井新聞社 |
後援 | 福井県、(公財)福井県文化振興事業団、北國新聞社、FBC福井放送、福井テレビ、FM福井、福井ケーブルテレビ・さかいケーブルテレビ、(一社)あわら市観光協会、月刊URALA編集室、(株)金沢倶楽部 |
助成 |
![]() (一財)自治総合センター |
協賛 |
(50音順・敬称略)
|
お問合せ先 |
(公財)金津創作の森財団 事務局 担当 / 田中 〒919-0806 あわら市宮谷57-2-19 TEL.0776-73-7800 FAX.0776-73-7805 |