■会期: |
2008年7月23日(水)〜8月24日(日)
10:00〜、12:00〜、14:00〜、16:00〜 各15分間
※1日に4回泥水が吹き上がります。 |
■作品展示期間: |
2009年9月中旬〜11月30日(日)予定
2010年9月中旬〜10月31日(日)予定 |
■会場: |
あわら市井江葭(あわら警察署西側) |
※気候条件、諸々の理由により、変更や噴水があがらないことがあります。
予めご了承下さい。 |
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アートドキュメントシリーズは、 1998年のプレオープン以来、作家が森を舞台に、現地において公開制作と展覧会の開催という方法で展開してきた金津創作の森自主企画です。昨年度に行なわれた金津創作の森開館10周年記念プレ企画「あわら市・環境アートコンペ」グランプリ受賞作品展を市内にて開催することとなりました。環境アートコンペでは、"アートによる新しいまちづくりの可能性を探る"をテーマに北陸有数の温泉地・あわら温泉やあわら市内の空地に置く、景観と調和したアート作品(アイデア)を募集(第1次審査:7作品入選 応募総数:48作品)、最終プレゼンテーションの結果、グランプリ作品「呼吸」に決定しました。大地の息吹をイメージした、水田から間欠泉のように吹き上がる泥水の噴水作品「呼吸」は、あわら温泉へ繋がる見晴らしの良い一本道の途中に現われます。 |
関連事業 |
シンポジウム「まちづくりとアートができること」
7月26日(土) 14:00〜16:00
進行/土屋公雄(武蔵野美術大学客員教授・彫刻家)
パネリスト/田原唯之(アーティスト)、薬袋奈美子(福井大学工学部建築建設工学科講師)、
山口勝弘(企画委員長・(株)緑建設計代表取締役社長)
(順不同、敬称略) |
金津創作の森開館10周年記念プレ企画「あわら市・環境アートコンペ」 
グランプリ作品名 |
『呼吸』 |
作家名 |
田原唯之(たはらただゆき) アーティスト/東京都在住
(略歴)
1981 |
東京都生まれ |
2007 |
武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業(BA) |
2006 |
ブレラ美術アカデミー(Accademia di belle Arti di Brera)に聴講生として在籍 |
2005-2006 |
ミラノ工科大学(Politechnico di Milano)に交換留学生として在籍 |
(活動歴)
2007.09 |
「永和ハウスの夏休み展」(永和ハウス/東京都) |
2007.03 |
「sound & vision vol.1 –可視から不可視へ- in ZAIM de festa」(ZAIM/神奈川県)(木村亮介との共同制作) |
2007.02 |
「リメルト展」(ZAIM/神奈川県)(木村亮介との共同制作) |
2007.01 |
武蔵野美術大学造形学部卒業制作展(武蔵野美術大学/東京都) |
2003.09 |
「せんだいアートアニュアル2003」(せんだいメディアテーク/宮城県)
(鈴木宏平・藤岡大典との共同制作) |
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コンセプト |
私達が呼吸するように 動物達が呼吸するように
植物達が呼吸するように この大地も呼吸する。
遥か太古の昔から 地上での一生を終えた生命は
大地へと還っていく
そこは 深遠なる闇と泥の世界
闇に根元化され 泥に吸収された生命は
それでもなお 呼吸を続ける
延々と流れる この大地の一部となって
大地が鼓動し そして 息吹を吹き上げる
それは 泥として地中を流れ続ける
私達の生命の呼吸
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作品概要 |
泥の噴水 |
H=9m(MAX) 噴出し口径 40mm |
サワラの老木 |
H=9m |
道 |
L=10m |
泥の池 |
W=30.0m D=17.6m H=100mm〜1.5m |
野原(池の周辺) |
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主 催 |
(財)金津創作の森財団 |
共 催 |
あわら市、あわら市教育委員会 |
後 援 |
福井新聞社、FBC福井放送、福井テレビ、FM福井、月刊URALA編集室、あわら市観光協会、越前加賀みずといで湯の文化連邦 |
協 力 |
株式会社山田組、あわら市井江葭区 |